失敗しないペーパーアイテムの業者選び
挙式日の3〜4ヶ月前頃になりましたら、招待状の準備、1ヶ月前頃からは席次表+席札の準備を始めなくてはなりません。
市販の手作りキットを購入して自分で手作りする方、外注業者に印刷までお願いする方、共に注意して頂きたいのは、購入業者選び。
ただただ可愛いものを見つけたからと言って、安易に購入するのはNG。
次のことを確認してから購入しましょう。
手作りキットを購入する場合
手作りキットとは、印刷を自分でするタイプの商品です。
手作りキットと言っても販売業者によって様々です。
必ず、事前に無料サンプルを取り寄せ、試し印刷を行うこと。
お持ちのプリンターが、必ず綺麗に印刷できるとは限りません。
プリンターメーカーや用紙によっては、相性が悪く、滲みが多く出たり、綺麗に印刷出来ない場合もあるからです。
用紙のサイズも対応しているかどうかをきちんと確認しましょう。
また、業者のテンプレートを使用する場合は、パソコンにテンプレートを編集出来るソフトが入っていなくてはなりません。
印刷代行サービスを利用する場合
現在、印刷オーダーにおいて、業者の専用ソフトやアプリ、テンプレートで印刷データをご自身で作成し、印刷だけ業者でお願い出来る代行サービスが増えています。
過去、こんな例がありました。
「注文をして、データを作成していくうちに、自分の席次表はこのサービスでは作成出来ないことに気づいて…」
よくよく伺ってみると、会場はレストランで、テーブルの配置もバラバラ。
円卓と長テーブルが混合していたりして 代行印刷用のテンプレートは使用出来ないのだとか。
でも、その業者さんも、きちんと注意書きで、制作出来ないケースをいくつか説明してありました。
ただ、新郎新婦さんにとっては初めてのこと。
「まさか」と思いますよね。
結局このお客様、挙式を10日後に控え、急いでそちらの商品をキャンセルして、当店にご依頼頂き、何とか事なきを得ました。
このように、作成途中で問題が発生したり、 他社でお買い求め頂いた手作りキットを家庭でうまく印刷できず、印刷だけお願いできないか?… なんて相談が多々あるのです。
もちろん困っているお客様を放っておけませんから、イレギュラーではありますがお引き受けさせて頂いております。
ただ、事前にきちんと確認しておけば、この様に焦る事態もおきませんから、しっかりと準備をしておきましょうね。
おまかせ印刷オーダーの場合
(当店の印刷込みオーダーはここに当てはまります)
手作りキットや、印刷代行サービスだけでなく、おまかせ印刷オーダーでも注文しておきたい確認事項があります。
重要なのは訂正回数。
多くの業者さんは、訂正回数に制限がある場合が多く2〜3回までと定めているところが多いです。
4回目以降は有料になるのです。
「訂正はまとめればいい」 と、安易に考えてはいませんか?
式場のプランナーさんから「もう一箇所」と、追加訂正がくることも…
席次表においては、ゲストの方がやむを得ない理由で直前に欠席されたり… 欠席者の人数によっては配席が変わってしまったり… はたまた式場の都合でテーブル配置が変わることもあります。
あくまで私の経験ですが、それらは、新郎新婦のおふたりがどれだけ気をつけていても、どうしようもない出来事で、それだけ沢山の方々が関わっているのだということがわかりますよね。
ゲストのドタキャンで、訂正回数をオーバーしてしまい、追加料金もとられて…
なんて、悲しい思いをして欲しくないのです。
業者が訂正回数を設ける理由は、作業効率をUPし、客単価を上げる為です。
ですから、訂正回数はもうけていない業者さんが本来なら理想だと言えます。
お客様目線の業者さんならば制限はしないでしょう。
私も1日に10回くらいの訂正依頼を受けたことがあります。
さすがに「まとめて送ってくださいー!」なんて思ったりしますが…… 忍耐強くお付き合いしますよ(笑)
また、肩書きの文字数やテーブル名の文字数なども、制限がある場合があります。
基本的に、肩書きの省略はNGです。
これは、今も昔も変わりません。
肩書き制限を設けてしまっては、省略せざるを得ない席次表が存在してしまいます。
長い肩書きになりそうなゲストがいらっしゃる場合は必ず依頼業者に確認しましょう。
当店は、どのような会場配置でも問題ございません。
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- 円卓、角卓混合OK。
- 肩書きの文字数制限はありません。
- テーブル名の文字数制限もありません。
- 各テーブルの着席数がバラバラでも問題ありません。
- 訂正回数に制限はありません。
何故なら、デザイナーが丁寧に文字調整を行い作成していくからです。
アナログ制作と言われればそれまでですが、システムですべてが完結するものでは無いと考えています。
式の形態はお客様によって様々であり、地域等によっても作成マナーは違います。
一組一組様、それぞれのパターンに合わせ、柔軟に制作し、お客様の原稿の打ち間違いや、マナーに沿っていない部分があれば、きちんとご指摘いたします。
文字間や文字の大きさ等も、ご希望があれば細かな微調整も行います。
お客様の原稿を拝見し、お断りしたケースは過去にございませんので、どうぞ安心してご依頼くださいね。