時候の挨拶とは、招待状の案内文に入れる季語です。
当たり前のことですが、間違えやすいのは、挙式日の季語を入れるのではなく、招待状の発送月の季語を入れるということ。
お客様から提出されるオリジナル文例などで、間違えていらっしゃる方がたまにおられますので、ご注意ください。

1月吉日発送の時候の挨拶

上旬（1月4日頃まで）

新春の候
初春の候
迎春の候

中旬（1月5日頃～1月19日頃）

小寒の候
厳寒の候
寒風の候

下旬（1月20日頃以降）

大寒の候
降雪の候
大寒のみぎり

2月吉日発送の時候の挨拶

上旬（2月3日頃まで）

晩冬の候
酷寒の候
大寒の候

中旬（2月4日頃～2月18日頃）

立春の候
余寒の候
春寒の候

下旬（2月19日頃以降）～3月上旬（3月5日頃まで）

向春の候
三寒四温の候
解氷の候
梅花の候
早春の候

3月吉日発送の時候の挨拶

上旬（3月5日頃まで）

向春の候
三寒四温の候
解氷の候
梅花の候
早春の候

中旬（3月6日頃～3月20日頃）

軽暖の候
浅春の候
啓蟄の候

下旬（3月21日頃以降）～4月上旬（4月4日頃まで）

春分の候
春暖の候
春陽の候
仲春の候

4月吉日発送の時候の挨拶

上旬（4月4日頃まで）

春分の候
春暖の候
春陽の候
仲春の候

中旬（4月5日頃～4月19日頃）

桜花の候
麗春の候
清和の候
春爛漫の候
春風駘蕩の候
春粧の候

下旬（4月20日頃以降）～5月上旬（5月5日頃まで）

晩春の候
穀雨の候

5月吉日発送の時候の挨拶

上旬（5月5日頃まで）

晩春の候
穀雨の候

中旬（5月6日頃～5月20日頃）

新緑の候
若葉の候
青葉の候
薫風の候

下旬（5月21日頃以降）～6月上旬（6月5日頃まで）

万緑の候
向暑の候
初夏の候

6月吉日発送の時候の挨拶

上旬（6月5日頃まで）

万緑の候
向暑の候
初夏の候

中旬（6月6日頃～6月20日頃）

入梅の候
長雨の候
紫陽花の候

下旬（6月21日頃以降）

夏至の候
梅雨晴れの候

7月吉日発送の時候の挨拶

上旬（7月6日頃まで）

仲夏の候

中旬（7月7日頃～7月22日頃）

猛暑の候
盛夏の候
酷暑の候
冷夏の候

下旬（7月23日頃以降）～8月上旬（8月7日頃まで）

大暑の候
炎暑の候
酷暑の候

8月吉日発送の時候の挨拶

上旬（8月7日頃まで）

大暑の候
炎暑の候
酷暑の候

中旬（8月8日頃～8月22日頃）

残暑の候
納涼の候
晩夏の候
暮夏の候
季夏の候

下旬（8月23日頃以降）

秋暑の候
納涼の候
早涼の候
初秋の候

9月吉日発送の時候の挨拶

上旬（9月7日頃まで）

秋暑の候
納涼の候
早涼の候
新秋の候
孟秋の候
新涼の候
初秋の候

中旬（9月8日頃～9月22日頃）

秋涼の候
爽秋の候
涼風の候
白露の候
秋晴の候

下旬（9月23日頃以降）

秋冷の候
秋分の候
秋晴の候

10月吉日発送の時候の挨拶

上旬（10月7日頃まで）

秋冷の候
紅葉の候
秋雨の候
秋分の候
秋晴の候

中旬（10月8日頃～10月22日頃）

秋冷の候
錦秋の候
紅葉の候
寒露の候
夜長の候
秋麗の候

下旬（10月23日頃以降）

紅葉の候
錦秋の候
霜降の候

11月吉日発送の時候の挨拶

上旬（11月6日頃まで）

晩秋の候
錦秋の候
深秋の候
暮秋の候
霜降の候

中旬（11月7日頃～11月21日頃）

向寒の候
初霜の候
菊花の候

下旬（11月22日頃以降）

向寒の候
霜寒の候
霜秋の候

12月吉日発送の時候の挨拶

上旬（12月6日頃まで）

師走の候
初冬の候
初雪の候
孟冬の候
季冬の候

中旬（12月7日頃～12月21日頃）

師走の候
大雪の候
霜寒の候

下旬（12月22日以降）

冬至の候
歳晩の候
歳末の候
歳末のみぎり