結婚式の席札 両親の敬称「様」はつける?つけない?
ここ数年、結婚式のペーパーアイテムは手作りが主流となってきました。
しかし、意外と知られていないのが「席札」の作成マナーなのです。
このお仕事に携わらせていただき、約16年。
全国のカップルの皆様のペーパーアイテムを手掛けてきましたが、ここ数年で変化してきている作成マナーのひとつが、お席札の敬称です。
従来は、ご両親のお席札にも敬称をつける、というのがマナーでした。
え? 主催者だから「様」はつけないんじゃないの?
一見そう思われがちですが
席次表は、主催者がお招きしたゲストの皆様に、ゲストのことを紹介するという意味合いのものですので、招いた立場となるご家族には「様」は付けません。
しかし、席札はそれぞれ個人に対するお席のご案内札ですので、ご両親にも「様」を付けて作成するといったマナーがあるのです。
しかし、席札はそれぞれ個人に対するお席のご案内札ですので、ご両親にも「様」を付けて作成するといったマナーがあるのです。
要するに、席札は本人しか見ないので、会場側からするとすべてお客様である、という考え方なのですね。
数年前までは、それが主流でしたが、昨今、インターネット通販が増え、誤った情報が流れて、席次表の敬称と席札の敬称は同一にされる、というのがあたりまえになってきているようにも感じます。
実際のところ、式場やプランナーさんによっても考え方はまちまちで、何が正解なのか混乱することも。
地域などによっても作成の仕方は異なる場合が多いので、おふたりで話し合い、どうされるかお決めになるのが一番かもしれませんね。
Blue&Whiteでは、あくまで個人への案内札という意味合いで、ご両親であっても「様」をお付けすることを推奨しておりますが、ご注文の際に、お客様からお送りいただくデータに敬称が省かれていれば、そのまま作成させていただいております。
格安の手作りキットもご用意。
ぜひ、ご自身のライフスタイルにあった作成方法をお選びください。